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'19.08.16 おおやキャンプ場
今年2回目の泊まりキャンプ。
今回はおおやキャンプ場に行きました。
星がきれいに見えるのが売りのキャンプ場。夜に開催される星空ハイキングというイベントも楽しそうです。
昼間の遊びが充実しているのも魅力的です。

日程的に台風と重なりそうで、これは中止だろうな〜と諦めモードだったのですが、奇跡的に直前に通り過ぎてくれ、予定通り伺えました。
前日だったらキャンプ場自体が臨時休業だったので、本当に危なかったです。

こちらのキャンプ場、冬はスキー場として営業しているため、基本的にまあまあ急な斜面です。
芝生のフリーサイトがメインですが、我が家は星空デッキサイトという、芝生サイトの上に作られたウッドデッキのサイトを予約しました。

こんなサイトでした。水平になるように、斜面からせり出す感じでウッドデッキが取り付けられています。
前日が雨だっりしてもテントが汚れなくていいなあと思ってこちらを選んだのですが、それよりも斜面じゃない事の方がメリットかも。
盲点だったのは、ウッドデッキがすのこ状になっているので、この上にテントを張ると、下の隙間から普通に虫が入って来れてしまいます。
幸いキャンプ場自体にほとんど虫がいないので、昼間は全く問題なかったです。
でも夜テントの中で電気をつけると、すごい入ってきてしまいました。

あとデッキサイトにはペグを打てないので、専用のイカリ状の金具をスノコの間に差し込んでテントを固定するのですが、これが意外に難しかった。
うまく固定されず、無理やり引っ張ったりしていたらテントが少し破れてしまい、ダンナ様のテンションガタ落ち(笑)
縫い目がほつれただけなので、縫えば元通りになるんですけどね。

デッキサイトから下の芝生フリーサイトを見るとこんな感じ。
みなさん良いところを選んでテントを張られてます。
リフト乗り場やレストハウス(スキーシーズン以外は休業)が残っているのがスキー場っぽくて楽しいです(笑)

こちらは絶景テントサイト。
見切れてますが、右側にちょっと写ってる茶色い土のところがサイトです。
崖ギリギリにサイトがあってちょっと怖そうだけど、確かにすごい絶景。
サイトが平らなのもいいですね。

さっそくテントを張って夕飯作り。
今回はタイ料理にしてみました。
鈴木都さんの「本場仕込みのタイご飯」という本に載っていた「肉団子入り汁麺」。

センレック(米麺)ともやしを茹で、

お湯を沸かし直したところに、家で混ぜてきた調味料類を混ぜてスープを作ります。
そこに家で作ってきた肉団子のタネを丸めて投入。

2つを合体させて、パクチー、万能ねぎ、揚げニンニクをちらして出来上がり。

炭火だとお湯を沸かすのに時間がかかるため、スープを作る間に先に茹でた麺が伸び気味になってしまったのが失敗でした。
スープから先に作れば良かったです。
あーでもそうすると、そのスープを入れておく物を別に持っていかないといけないな〜。うーん難しい。
そんなに気になるほど伸びてはいなかったし、やっぱりこの順番で正解だったのかな。

ガイ・ヤーンというローストチキンも作りました。
漬け汁にココナッツミルクが入るのが面白い。
とってもタイっぽい味で美味しかったです。
子どもたちにも好評でした。

あとは家で作ってきた生春巻。
タイ料理ではなくベトナム料理ですが・・・
今まで双子は生春巻を断固として食べませんでしたが、双子の好きな生ハムを入れたら食べてくれました。
キャンプだからというのも大きいのかも。
キャンプで食べるご飯は本当に美味しいもんね。

ワインはルミエールがオーストラリアで作ったというシャルドネ。
生活クラブで売っていた安いワインですが、果実感のあるしっかりした味わいで、意外に美味しかったです。

夕食後は日が落ちるまで卓球、バドミントンやそりなどひとしきり遊びました。
こちらは卓球場になっているレストハウス内にあった恐竜のジオラマ。
段ボールでできてるそうです。すごい!

楽しみにしていた星空ハイキングは、会場まで行くリフトが1人乗りであることが判明し、子どもたちが「1人で乗れない」とわめくので、やむなく断念。
幼稚園児でも1人で乗るそうですけどね・・・。
まあどちらにしてもかなり雲が多くて、星がきれいに見えなそうだったので、やめても良かったかな。
というわけで、施設内にある温泉に入ったあとは、大人しく就寝しました。

夜中は風がすごく、テントがバタバタいう音で何度か目が覚めました。
あと予想外に寒かったです。さすがスキー場。

というわけで今回も早々に目覚めて、朝食準備。
三男が最近ハマっている「めいたんていネート」シリーズに載っていたラトケスという料理を食べてみたいと言うので、作ってみました。
ラトケスとは東欧系ユダヤ民族の伝統料理の、じゃがいもが入ったパンケーキ。
じゃがいもはすりおろしたりみじん切りにするレシピもあるようですが、名探偵ネートに載っていたのは千切りにするレシピでした。
パンケーキと言っても、小麦粉はつなぎ程度にしか入っておらず、ほとんどジャガイモ。あとみじん切りの玉ねぎが入っています。

タネを作り、バターで両面を色良く焼いて出来上がり。

りんごソースやサワークリームと一緒に食べるのが定番のようです。
サワークリームが売ってなかったので、やむなくマスカルポーネを用意しましたが、マスカルポーネはちょっと合わなかった。
酸味が必要なんだなきっと。ヨーグルトの方がまだ良かったかも。

でも何もつけなくても十分美味しかったです。
三男も満足してくれたようで良かったです。

あとは長男リクエストの厚切りベーコンと、写真には無いけどインスタントのコーンスープでした。

朝食後はまた卓球をして、トランポリンにも乗って、ぎりぎりまで遊んでチェックアウト。

キャンプ場の近くに滝の名所があるようで、帰りがけに見に行ったのですが、どうやらハイキングコースをかなり歩かなければいけないようなので断念。
キャンプ帰りじゃなくて元気が残ってたら行ってみたかったなあ。

かわりに(?)ずっと行ってみたかった丹波ワインに寄りました。
ワインのエチケットがとても可愛いので気になってたんですよね。
ワイナリーは意外に普通でしたが(笑)、試飲もできたし、ぶどうも見られたし、ワインも買えたし良かったです。
 

さておおやキャンプ場の感想ですが、もともとスキー場なので、キャンプ場としての設備が少ないのが気になりました。
水場がすごく遠くて、その都度斜面を降りないといけないのが大変。
しかも各洗い場に水道が1つしか無いので、場合によっては待たないといけなかったりして不便でした。
絶景サイトとかだったら斜面を上り下りしなくていいので、まだ楽だったかもしれないですけどね。

遊ぶものがたくさんあるのは嬉しいですが、関西はまだまだたくさんキャンプ場があるので、あえて次もここに来るかと言われると微妙かもしれません。