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半袖リネンシャツ
ちょうど2年前、「スタンダードな子ども服」という本で使われている生地が欲しくて、わざわざ国立の「アグレアブル・ミュゼ」というお店に買いに行き(その頃はまだ金沢に住んでいました。今となっては国立はかなり近いですが・・・)、しかも生地の状態で1着1万円前後という驚きの値段にもかかわらず、2着分も買ってしまったわけですが、なんと今までまる2年、全く使われずにしまわれていました。
高価な布を使うにはあまりにも腕に自信が無さ過ぎるので、使うのをためらっていたのですが、ミシンを使う機会もほとんど無く、時が経っても腕が上がるどころか、使い方を忘れていく一方。
園グッズを作った時に久々にミシンを使い、「またミシンの使い方を忘れないうちに、この勢いで作ってしまおう!」と思い、やっと重い腰を上げました。
どうせこの先何年か経っても、裁縫の腕が見違えるほど上達するとは思えないし・・・。

リネンのざっくりとした薄めの生地なので、扱いが非常に難しかったです。
ちょっとひっぱると簡単に形が変わってしまうような生地なので、裁断した後で型紙と合わせると全然形が違ったり、縫い合わせる時も、片側だけ引っ張り気味で縫っていたせいで、縫い終わりが全然合わなかったり、かなり汚い出来上がりになってしまいました。
目も当てられないヨレヨレっぷりですが、でも生地の可愛さのおかげで、まあまあ可愛く見えます。
苦労して手に入れた生地だし、大切にしようと思います。

胸にはイニシャルを刺繍しました。

110のサイズで作ったら、想像よりちょっと大きく、この夏は着られないかも。
出番は来年の夏かなあ。<11.05.05>