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ウェディングケーキ
このページは私のウェディングケーキの失敗談を書いています。
非常に辛口なのでご注意ください。

ウェディングケーキと言ったら、結婚式で非常に重要な役割を果たすものの一つです。
個人的にはウェディングドレスの次に大事かも。
女の子の憧れですよねえ。
しかし、そんなウェディングケーキが大失敗に終わろうとは・・・。
結婚式を通して一番後悔の残る出来事となってしまいました。

ケーキはどんなデザインにしようか悩みに悩んだ結果、加藤千恵さんの「手作りのウエディングケーキと引き菓子」に載っている、「フルーツをのせたマロンクリームのバスケットケーキ」に決めました。
編み模様の入ったバスケットのようなデコレーションが可愛いケーキです。
マロンクリームの薄茶色がアンティークな感じで、上に載っているフルーツがまた渋くていい感じなのです。

加藤千恵さんのところでもウェディングケーキを作っていただけるそうなので、折角だからご本人にお願いしようと問い合わせてみたのですが、驚くべき金額であることが判明し、止む無く断念しました。

勿論マダムトキさんでもケーキは作っていただけるので、本を持って「この通りに作っていただきたいのですが可能でしょうか?」と聞いてみました。
もし駄目だったらもっとポピュラーな2段のショートケーキとかにしようと思っていたのですが、コンシェルジュの方が「大丈夫です!お任せください!」とおっしゃって下さったのでお願いすることにしました。
この日は生憎パティシェの方がいらっしゃらなかったので、何かあったら後日連絡を戴くことに。

数日後、パティシェの方から電話がありました。
写真の果物(洋梨、イチジク、姫りんご、葡萄)は秋のものなので、2月には同じものが手に入らないとのこと。
ガーン・・・。確かに少し考えれば分かりそうなものでしたが・・・。
このケーキで果物の役割はとっても重要なので非常に困ったのですが、「似た色の果物で同じような感じにします」と言って下さったので、作ってくれる方もプロだしと思い、一応「ベリー系の色で」とお願いしてお任せすることにしました。

そして式当日。
ケーキカットの場面で運ばれてきたケーキを見て愕然としました。
色合いも見た目も写真と全然違う・・・。
載っている果物はオレンジ、キウイ、バナナ等。
何故かトロピカルな感じで、2月だというのに夏仕様です。
ベリー系ってお願いしたのに・・・。
見た目も編み模様っぽいパイピングじゃないし、何より高さが全然足りず、バスケットっぽく見えません。
あまりのショックで、その後のケーキカットのことはあまり良く覚えていません。

しかしながらフルーツのことはともかく、こちらも考えが甘すぎました。
大切なケーキなのだから、もっと細かいところまで伝えておくべきでした。

でもウェディングケーキって当日までどんなのが来るか分からないし、自分の意図と違うものになって失敗する方が結構多いのではないかしら。
「分かってくれているだろう」と思い込まずに、どんな風にしたいのかをとことん伝えないと駄目ですね。